ゆったりと昇陽窯で丹波篠山&陶芸を満喫しませんか?

コンダフル掲載

コンダフルに取材撮影、掲載させていただきました。

 

丹波 昇陽窯

やきもの坂と呼ばれる細く急な坂道を抜けるとそこは、今田町の山並み、田園風景がパノラマで一望することができる絶景スポット。誰もがもう一度来たくなる、そんな贅沢を味わうことができるこちらは、「丹波 昇陽窯(しょうようがま)」さんです。現在、大上裕(おおがみゆたか)さんと、その息子である大上裕樹(ゆうき)さんのお二人で日々作陶活動をされています。今回は、大上裕樹さんにスポットを当てて取材をさせていただきました。
ギャラリーには、様々な陶器が並んでいる中、表面が幾何学模様のように入り組んだ独特の形状、質感の陶器が一際目を惹き付けます。現在の裕樹さんを代表するこのシリーズは「鎬(しのぎ)貼付け」というもので、丹波焼の伝統技法である「鎬」を使って自分らしさをだせないかと考えを巡らせた結果生まれた裕樹さんオリジナルの表現方法です。愛知県で3年間の修行を経た後、世界各国を旅し、2年前の春に帰国。そこから本格的に陶芸活動を始められました。現在28才という若さとその人柄、そして目力からほとばしるパワフルさは、作品からもビシビシ伝わってきます。ギャラリーに並ぶ、ありとあらゆる技法やアイデアで表現された陶器は見るものを楽しませてくれます。「この数年は、とにかく様々な事にチャレンジして、丹波焼きの可能性の幅を広げたい。そして自分の引出しを沢山作り、より魅力的なやきものを発信したい」と熱く語られます。
今回の取材時には、大皿となる土を成形する工程を見せて頂きました。大胆に力強く、土の表面を整えてゆき、余分な部分を削ぎ落としていきます。「最近は個展に向けて繊細な作業が続いていたので、ここは大胆に。」と裕樹さんは笑いながらも、手を止めることなく、すぐに真剣な眼差しに戻ります。
定年という概念のない陶芸家という仕事。現在の裕樹さんのオリジナリティ溢れる作品たちを眺めていると、これから追求されていくであろう大上裕樹さん流の丹波焼に期待せずにはいられません。これからの「昇陽窯」さんに是非注目してみて下さい。

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